スペイン料理/タパス向けチーズ(ケソ)「ブルーチーズ(Azul)」

スペインのブルーチーズは、殆どが、北部の”ピコス・デ・エウロパ山脈”地域で作られています。それは、チーズにカビを発生させるのに不可欠な自然の条件が揃っているためです。標高の高い山々の奥深くに自然の洞窟が多数あり、カンタブリア海からの湿った冷たい空気がその中を通り抜け、自然の熟成庫となっており、昔から人々はチーズの熟成や貯蔵にこの洞窟を利用していました。

スペイン料理/タパス向けチーズ(ケソ)「ブルーチーズ(Azul)」

カスティーリャ・イ・レオン州のスペインチーズ(ケソ)[バルデオン(Valdeon) I.G.P.]

写真:カスティーリャ・イ・レオン州のスペインチーズ(ケソ)[バルデオン(Valdeon) I.G.P.]

スペック他

クリーミーでしっとりしており、口の中に深い味わいが広がります。程よいシャープな味わいが癖になります。

牛乳、山羊乳 お勧めの
ワイン
白ワイン(辛口)、若めの赤ワイン
タイプ ブルー
重量 1)約2.3kg(不定貫)
2)約500g(不定貫)
お勧めの
組み合わせ
ハモン・セラーノ、パプリカ、黒オリーブ、はちみつ、 メンブリージョなどとよく合います。
入り数 1)2玉/ケース
2)8玉/ケース

特徴

写真:バルデオン(Valdeon) I.G.P. - バルデオン谷 写真:バルデオン(Valdeon) I.G.P. -

カスティーリャ・イ・レオン州の北側、アストゥリアス州、カンタブリア州との州境近くに、"ピコス・デ・エウロパ"と呼ばれる壮大な山岳地帯があります。そこにあるバルデオン谷の中心地”ポサダ・デ・バルデオン”という村が産地のチーズです。緑豊かな山脈に囲まれたこの地域では、脂肪分の高い、高品質な乳が取れるため、昔からバターやチーズ作りがさかんで、その中でバルデオンでは、ローマ時代以前から作られていたとも言われています。

写真:バルデオン(Valdeon) I.G.P. - 洞窟で熟成 山々に囲まれたこの地域では、冬は長く、寒く、雪が1m以上降り積もります。一方、夏は短く、涼しく、最高でも18℃ぐらいにしかなりません。この気候が、バルデオンに使われる乳、また、チーズそのものに影響を与えています。バルデオンは年間を通じて、牛乳・山羊乳を用い、洞窟で熟成させて作っています。

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