スペイン料理、タパスに欠かせない!スペインチーズ(ケソ)「山羊乳のチーズ(Cabra)」- パプリカ・イボレス(Ibores Pimentonado) D.O.P.、ムルシア・アル・ビノ(Murcia al Vinol) D.O.P.、ガロッチャ(Garrotxa)スペイン料理/タパス向けチーズ(ケソ)[山羊乳のチーズ(Cabra)]

環境適応能力にたける山羊ですが、特に太陽の光、暑さ、乾燥した空気という山羊が好む条件を満たすのが、スペインの沿岸、”地中海スペイン”と言われる地域です。普通の家畜なら近づけないような険しいところにある草も食べる山羊は、それぞれの地域の自然の草木によって、その乳に個性あるアロマがあります。

スペイン料理/タパス向けチーズ(ケソ)[山羊乳のチーズ(Cabra)]

ムルシア州のスペインチーズ(ケソ)[ムルシア・アル・ビノ(Murcia al Vino) D.O.P.]

写真:ムルシア州のスペインチーズ(ケソ)[ムルシア・アル・ビノ(Murcia al Vino) D.O.P.]

スペック他

まっ白で、きめの細かい、洗練されたチーズです。まわりをムルシア産の赤ワインでウォッシュしてあり、独特な色と香りに仕上がっています。

山羊乳 お勧めの
ワイン
赤ワイン(ライトボディ)
タイプ ウォッシュ
重量 約500g(不定貫) お勧めの
組み合わせ
くるみ、ヘーゼルナッツなどのドライナッツ、
杏、桃などのドライフルーツと良く合います。
入り数 8玉/ケース

特徴

写真:ムルシア・アル・ビノ(Murcia al Vino) D.O.P. - ムルシアノ-グラナディナ種

ムルシア原種のムルシアノ-グラナディナ種という山羊の乳から作られています。この山羊は、地中海の暑さと乾燥したこの地方の気候に良く順応しており、牧草を求めてどこまでも歩いていける能力があり、乳糖と脂肪分豊かな上質な乳がとれます。その昔から、ムルシアの山羊乳はその品質に定評があり、フレッシュタイプからハードタイプまで、様々な種類の山羊乳のチーズが作られていました。 写真:ムルシア・アル・ビノ(Murcia al Vino) D.O.P. - 赤ワインでウォッシュ 熟成タイプの2種類(赤ワインウォッシュタイプと、ナチュラルなウォッシュなしのもの)がD.O.P.(原産地呼称保護)に認定されています。弊社で取り扱っているものは、赤ワインウォッシュタイプのものです。ムルシアの自然を享受したミルクと赤ワインのコンビネーションからなるこのチーズは、ムルシアの白い家の並ぶ農村を思い起こさせます。

Murcia al Vino D.O.P.

カタルーニャ州のスペインチーズ(ケソ)[ガロッチャ(Garrotxa)]

写真:カタルーニャ州のスペインチーズ(ケソ)[ガロッチャ(Garrotxa)]

スペック他

まわりは青~灰色がかった自然発生のカビで覆われています。やさしい味わいの中に、乳本来のミルキーな甘さが感じられるチーズです。

山羊乳 お勧めの
ワイン
白ワイン、ロゼワイン(ライトボディ)
タイプ セミハード
重量 約500g(不定貫) お勧めの
組み合わせ
・ドライフルーツ、ナッツに良く合います。
・オリーブオイルとバジルなどをかけるのもお勧めです。
入り数 9玉/ケース

特徴

写真:ガロッチャ(Garrotxa) - カタルーニャ州北部ヒローナ県

“ガロッチャ”は、カタルーニャ州北部ヘローナ県にあるスペイン最大の火山帯の名前です。30余りの旧火山からなるこの火山帯は、深い森に覆われており、一見では火山帯とは分かりません。消滅の危機にさらされていたチーズですが、このガロッチャの小さな山羊牧畜協同組合の努力で約20年まえに復活させることに成功し、今ではカタルーニャ全域で作られるようになりました。雨が多く、樹木豊かに生い茂る森林のおかげで、湿度が非常に高い自然環境となっています。この環境のおかげで、チーズの外側が自然発生した青色~灰色がかったビロードのようなカビに覆われているのが特徴です。

カタルーニャ州のスペインチーズ(ケソ)[プティ・ネバ(Petit Nevat)]

写真:カタルーニャ州のスペインチーズ(ケソ)[プティ・ネバ(Petit Nevat)]

スペック他

スペイン産では珍しい白カビタイプのチーズです。山羊乳の美しい白色をしていますが、独特の匂いはほとんどなく、さわやかな味わいのチーズです。

山羊乳 お勧めの
ワイン
白ワイン(ドライ)
タイプ 白カビ
重量 約300g(不定貫) お勧めの
組み合わせ
さまざまなナッツやフルーツと良く合います。
・くるみ、アーモンドなど
・洋ナシ、良く熟れたイチゴなど
・黒オリーブ、トマトのシロップ煮など
入り数 6玉/ケース

特徴

写真:プティ・ネバ(Petit Nevat) - 白カビチーズ 写真:プティ・ネバ(Petit Nevat) - バルセロナ北部の山間の村

バルセロナから北へ25km行った地中海沿岸のなだらかな山間の村、“ビサ・デ・ダル”というところで作られています。地元で生まれ育ち、地元に密着した生活を望んだ製造者が、山羊を飼い、フレッシュチーズを作ることから始めました。その約10年後、これまでのチーズ作りの知識を活かした職人の技によるチーズ、“ネバ(Nevat)”が生まれました。

アンダルシア州のスペインチーズ(ケソ)[ケソ・アル・ペドロ・ヒメネス(Queso al Pedro Ximenez)]

写真:アンダルシア州のスペインチーズ(ケソ)[ケソ・アル・ペドロ・ヒメネス(Queso al Pedro Ximenez)]

スペック他

熟成した後、“ペドロ・ヒメネス”ワインに漬けこんであるため、ほのかに“ペドロ・ヒメネス”の甘い香りがします。

山羊乳 お勧めの
ワイン
ペドロ・ヒメネス、赤ワイン
タイプ ウォッシュ
重量 約500g(不定貫) お勧めの
組み合わせ
食前のアペタイザーとして最適です。
フレッシュなブドウ、ドライナッツとも良く合います。
入り数 12玉/ケース

特徴

写真:ケソ・アル・ペドロ・ヒメネス(Queso al Pedro Ximenez) - 1週間漬け込みます 写真:ケソ・アル・ペドロ・ヒメネス(Queso al Pedro Ximenez) - 気候と地形に適応したマラゲーニャ種がいます

アンダルシア州マラガ県で作られています。アンダルシア州には、その気候と地形に適応しながら、住み続けてきたその土地固有の種の動物がいろいろと見られます。草原や小灌木の茂みで育ってきたアンダルシアの動物達の乳は良質なものと言われ、昔から手作りのチーズが多く作られていました。その代表的な1種、マラゲーニャ種という山羊の乳でケソ・アル・ペドロ・ヒメネスは作られています。熟成したチーズを、ペドロ・ヒメネスに1週間漬け込んでおり、山羊乳のまろやかな酸味と、ほのかに香るペドロ・ヒメネスの香りがさっぱりとした味わいのチーズです。

アンダルシア州のスペインチーズ(ケソ)[ケソ・アル・ペドロ・ヒメネス(Queso al Pedro Ximenez)]

写真:エストレマドゥーラ州のスペインチーズ(ケソ)[ビエホ・マエストロ(Viejo Maestro)]

スペック他

まわりを黄色がかった白いカビで覆われたチーズです。 内部ははっきりとした白い色をしており、フレッシュでなめらかでクリーミーさを感じます。

山羊乳 お勧めの
ワイン
ペドロ・ヒメネス、赤ワイン
タイプ 白カビ
重量 約400g(不定貫) お勧めの
組み合わせ
食前のアペタイザーとして最適です。
フレッシュなブドウ、ドライナッツとも良く合います。
入り数 9玉/ケース

特徴

写真:ケソ・アル・ペドロ・ヒメネス(Queso al Pedro Ximenez) - 1週間漬け込みます

エストレマドゥーラ州で昔ながらの味わい深いチーズを再現しようと試みたメーカーが、殆ど忘れられつつあった“チーズ職人”の味を再現しました。

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