スペイン料理/タパス向けチーズ(ケソ)[羊乳のチーズ(Oveja)]- マンチェゴチーズ(ケソ・マンチェゴ/Queso Manchego) D.O.P等スペイン料理/タパス向けチーズ(ケソ)[羊乳のチーズ(Oveja)]- マンチェゴチーズ(ケソ・マンチェゴ/Queso Manchego) D.O.P等

スペインは、ヨーロッパの中でもでも牧羊が盛んです。メリノ種、ラチャ種、マンチェガ種などスペイン原産の羊は他種と比べ、生産性が高いとは言えませんが、その乳は脂肪分、タンパク質が豊富で、チーズ作りに最適と言われており、品質の高さで、海外にもその名を広めています。高い栄養源として、昔から長期保存用として作られていたチーズが多くあります。

写真:羊-栄養豊かなスペインの羊乳

カスティーリャ・ラ・マンチャ州のスペインチーズ(ケソ)[マンチェゴチーズ=ケソ・マンチェゴ(Queso Manchego)]

写真:カスティーリャ・ラ・マンチャ州のスペインチーズ(ケソ)[マンチェゴチーズ=ケソ・マンチェゴ(Queso Manchego)]

スペック他

スペインチーズの中で、最も有名なチーズと言えるでしょう。 マンチェガ種という羊の乳で作られており、ナッツのような香り、乳の甘さと濃厚さが、その存在感を表しています。 外側の伝統的な網目模様が特徴的です。

羊乳 お勧めの
ワイン
赤ワイン、ドライシェリー
タイプ ハード
重量 1)約3kg(不定貫)(約3ヶ月熟成、約12ヶ月熟成)
2)約1kg(不定貫)(約3ヶ月熟成)
お勧めの
組み合わせ
オリーブやメンブリージョと良く合います。
入り数 1)2玉/ケース
2)4玉/ケース

特徴

写真:マンチェゴチーズ=ケソ・マンチェゴ(Queso Manchego) - ラ・マンチャの風車

スペイン国内外で最も知られているスペインチーズと言えるでしょう。セルバンテスの著書”ドン・キホーテ”に出てくることでも有名です。ケソ・マンチェゴの起源は、紀元前にまでさかのぼると言われており、カスティーリャ・ラ・マンチャ州の中央部、アルバセテ、シウダ・レアル、クエンカ、トレドのみで、この地域原産種である「マンチェガ」種という羊の乳で作られています。マンチェガ羊はその昔、ピレネー山脈を越えてスペイン内のいくつかの地域を移動した後にラ・マンチャに定住し、その純種を守りながらも環境に適合すべく進化しました。

写真:マンチェゴチーズ=ケソ・マンチェゴ(Queso Manchego) - マンチェガ羊

“ラ・マンチャ”がアラビア語の”水のない土地”という意味に由来しているとおり、この地方は乾燥しており、夏は非常に厳しい暑さで通常の動植物にはなかなか合いません。しかし、そのような環境に適したイネ科やマメ科の植物がマンチェガ羊の良い飼料となり、高品質な乳が得られるのです。

Manchego D.O.P.

バスク州のスペインチーズ(ケソ)[イディアサバル(Idiazabal) D.O.P.]

写真:バスク州のスペインチーズ(ケソ)[イディアサバル(Idiazabal) D.O.P.]

スペック他

力強いタイプのチーズです。 しっかりとしたインパクトのある味わいと程よいスモークのバランスが印象的です。

羊乳 お勧めの
ワイン
シドラ
(リンゴの発泡酒)、発泡性の白ワイン
タイプ ハード (スモーク)
重量 約1kg(不定貫) お勧めの
組み合わせ
薄くスライスしたり、すりおろしたものは
野菜料理に良く合います。
入り数 6玉/ケース

特徴

写真:イディアサバル(Idiazabal) D.O.P. - ラチャ種(羊)

イディアサバルは、ラチャ種という小さめの羊の乳で作られます。ラチャ種からとれる乳の量は非常に限られており、主に3月~7月の間に搾乳されます。乳の量は少ないですが、その質は非常に高いと言われています。生産量の少ないこのチーズは、当初、その生産地域のチーズ市場でのみ、しかも一定の時期にしか手に入れることができませんでした。 写真:イディアサバル(Idiazabal) D.O.P. - しかし、その評判は広まり、類似品が出回るようになってしまうほどでした。その品質を維持し、類似品を排除するためにD.O.P.に認定されました。弊社の取り扱うイディアサバルは、ブナノキによってスモークされています。

Idiazabal D.O.P.
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