腸内フローラDNA採取キットOMNIgene®·GUT
Oragene® is a trademark of DNA Genotek Inc, Canada

腸内フローラとは
腸内フローラとは腸内細菌の事で、腸内で個々の細菌が集まって生態系を構築している事から腸内細菌叢とも言われています。
近年の研究によって、腸内細菌によって人の健康状態が変わる事がわかってきています。
その為、腸内細菌の正常維持の為の研究が進んでいます。一方で従来の保存方法では検体を安定に保つために凍結する設備や環境を整える必要がありました。
OMNIgene・GUTでは室温によるDNAの維持保存ができる為、安価に高品質な腸内細菌DNA研究が可能です。
糞便中に含まれる腸内細菌DNAの採取、保存に
OMNIgene・GUT OMR-200 は糞便中の微生物由来DNAを採取し、室温(15~25℃)で安定的に約60日間保存することが出来ます。
これにより遠方からの検体採取が容易になります。
DNA抽出、精製には市販の精製溶液をご利用ください。
検体を採取した時点の腸内細菌DNAの状態を保存。だから、腸内フローラ研究に最適
OMNIgene・GUT OMR-200 は採取した時点の細菌叢DNAの状態を検体を凍結せずに室温でそのまま維持保存できるので、腸内フローラの研究に最適です。
*本キットは研究用試薬です。

腸内フローラDNA採取キット OMNIgene®・GUT

OMNIgene GUTは簡単に自己集合し、糞便中の微生物由来DNAを採取して安定的に保管するキットです。
特徴
- 自宅で簡単に糞便サンプルの採取が可能。
- 採取後すぐにサンプルと保存溶液を撹拌ボールで混合することで、細菌DNAの安定化を図ります。
- 凍結することなく60日間室温で輸送保存が可能。
- in vivo 細菌叢プロファイルを再現。
- 得られたDNAサンプルは16S rRNA Microbiome profiling, Shotgun Metagenomic Sequencing, qPCR, その他アレイ等様々な解析に利用可能。
利点
- 使いやすい採取キットのためドナーの協力を得られやすい。
- 保存溶液との混合で、細菌の増殖やDNAの分解を最小限に抑える。
- 従来の凍結輸送と比較して手間やコストを軽減。
- 常時液体で保存できることから、凍結融解を必要とせずサンプルが扱いやすい。
- 室温変化(例:-20°c ~ 50°C)に曝されてもDNA品質を安定化。ただしDNAの分解を防ぐために凍結融解頻度は極力少なめに。
- 信頼ある細菌叢プロファイルを得るために解析ノイズを最小限に抑える。
腸内フローラDNA採取キット OMNIgene®・GUT OMR-200 検体(糞便)採取方法

キャップ(紫色)を取り外します。

付属スティックを使用して、少量の糞便サンプルを採取します。

チューブ上部(黄色)からサンプルを入れ、あふれた場合は取り除きます。

キャップ(紫色)を回して閉じます。

チューブを30秒以上振ります。

チューブ内の安定剤とサンプルが混ざったことを確認します。
参考データ集
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キーワード分類1 | DNA |
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キーワード分類2 | マイクロバイオーム |
キーワード分類3 | 糞便サンプル |
製品カテゴリ1 | 試薬 |
製品カテゴリ2 | DNA |
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説明文 | 糞便中のマイクロバイオームDNAを採取し、室温するキットです。室温で60日間保存が可能です。 |
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