エンジニアリングおよび設計:PERMASTORE(パーマストア)
エンジニアリング
エンジニアリングは、経験が物を言う分野です。世界中に多くの設置実績を持つ弊社は、お客様の御要望を満たす為の充分なエンジニアリング能力を有しています。
豊富な経験と最新のコンピュータ技術を組み合わせ、弊社ではこれまでに世界でも有数の大型モジュラータンクやサイロのプロジェクトを実施して来ました。

独自のエンジニアリングコンセプトの採用により、ボルト締め構造のモジュラー式グラスライニングタンクは、より強く、より高信頼性で、より魅力的な新しい時代を迎えました。単純なオープントップ型貯蔵タンクから、複雑な、屋根付きの高圧処理容器に至るまで、弊社は豊富な経験を持っています。
基本設計
革新的な“シリーズ1400”はボルト締め構造のモジュラー式容器において、これまでに無く新しい設計基準をもたらしました。
高い伸張性を持つ鋼材を用い、垂直方向にまっすぐな継ぎ目のある、全く新しい設計とする事で、美しさの実現だけでなく、エンジニアリング上の効率性も実現する事が出来ました。継ぎ目封止タイプの通しボルトによる接合方法は、これまでに無い高レベルの安全性と設置の容易性を実現します。
1400シリーズ設計の主眼点
- 最適な構造 - 技術的な効率化
- 顧客へのコストソリューション
- コスト削減 - 大きなサイズ
- 貯蔵容量のアップ
- 効果的なジョイントシール
- モデル数の簡素化 - 貯蔵能力

- フープ荷重
液体比重、タンク直径および高さを考慮した理論に基づき計算。圧はタンク底の最大値を考慮し計算。シート厚とボルト接合配列は引っ張り応力、穴支え応力およびボルト剪断応力によって決定。 - 風荷重
通常、標準風速100mph (AWWA D103) もしくは80mph(AISC) を使い標準に基づき計算。ウィンドスティフナーアングルの位置は風荷重の動きに関する有限要素法分析*に基づき決定。

タンク細部

ルーフ
ルーフの種類にはベーシック、フラット、トラフデッキカバー、円錐ピッチメンブレンルーフまたはエクスターナルビーム、グラスファイバールーフおよびアルミジオデシックドームがあります。
負荷荷重、風力および積雪荷重を考慮した上でさまざまな国際規準に基づき設計します。さらに運転圧および真空圧を特定の条件に応じて設計出来ます。
圧と真空圧の標準運転条件は圧8インチ WG および真空圧2インチ WGとなります。試験目的であればこれらの圧は50%アップ可能です。さらに大きな荷重も設計出来ます。
構造および有限要素解析により設計荷重の効果を評価し、設計を見直し、最適化を図ります。
エクスターナルビームルーフ
エクスターナルサポート
径間構造により大きな荷重に対応
テーパードビームルーフ
エクスターナルサポート、
径間構造、低大気圧使用
アルミニュウムジオデシック
ドームルーフ
径間構造 低大気圧 貯水槽として理想
20度傾斜ルーフ
径間構造 低大気圧 供給可能
直径 : 14ft~31ft間で各種ご用意
GRPルーフ
飲料水 - 汚水 - 大気圧設計
トラフデッキカバー
低負荷液体
灌漑用水 - 消火水 - 大気圧設計
コーンおよび床

その他の補助機材など
ルーフベント、通路構造、梯子やプラットフォームを始めとする、フルレンジの補助機材もご用意しています

施工
モジュラーシステムは迅速な設置を可能にします。従来の建設工事と比較すると驚くほど設置コストが削減できます。弊社が作成した設置手順に従い、充分にトレーニングを積んだ現地代理店の作業者が設置を担当します。

コンクリート基礎
一定の条件が守られれば優れた建材となるコンクリートは、基礎部分に使う事によってその特性を発揮します。
コンクリート基礎のメリット
仕様設計が簡単
安全かつ堅牢な構造
即利用可能な技術
基礎打ちの際、傾斜・排水路などを組込める
主な施工
ジャッキ使用施工

積み上げ施工
