プラスチック光学レンズ成型(成形)用金型のメンテナンス
射出成型の金型メンテナンスは必要不可欠。しかし逆にメンテナンスの仕方によっては、品質や精密さを劣化させる原因になったり、手間や費用のコストアップになっていませんか?
ドライアイス剥離洗浄機「スーパーブラスト」で、金型の品質を損なわず、かつ手間やコストを低減したメンテナンスが可能になります!
プラスチック(樹脂)レンズ製造に用いられる、射出成型(成形)の金型。その洗浄やメンテナンスにおいては、金型メーカーに修理に出す方法と、自社でメンテナンスする方法が一般的ですが、どちらの方法にも、手間や費用の課題があります。
従来の金型メンテナンスの運用方法
金型メーカーへ委託
<メリット>
○ 品質は保証される。
<デメリット>
× 委託準備に手間(時間)と費用がかる。
自社で再生
<方法 1>ブラッシング
× 個人差があり、金型を傷つけてしまうリスクがある。
<方法 2>サンドブラスト
× 金型へのダメージとブラスト粉末の回収
実際に、ドライアイス剥離洗浄機「スーパーブラスト」で洗浄してみると…
光学用途のプラスチックレンズ向けには、プラスチック素材(種類)としてポリエステル樹脂を用います。樹脂成型用の金型の表面は、離型性を高める為に、電解ニッケルメッキ(Niめっき)加工による鏡面になっています。また、成型(成形)用の精密金型には、微細孔やスリット等、複雑な表面形状のものもあります。このような精密金型においては、メンテナンス時の洗浄後にも、新品と変わらない高精度を保っている事が求められます。
当社ドライアイス洗浄機「スーパーブラスト」の、パウダー状の微細なドライアイスを吹き付ける独自の方法により、金型にダメージを与えない自社洗浄が容易に可能となります!
Ni(ニッケルメッキ)鏡面板へのドライアイスブラスト洗浄、噴射方式別ダメージ比較
噴射方式が異なるドライアイスブラストで、ニッケルメッキ(Niめっき)鏡面をブラストした後の表面状態写真です。
当社スーパーブラストは鏡面を傷つけません。
スーパーブラスト

ドライアイス粒径 0.3mm
他社ドライアイスブラスト洗浄機

ドライアイス粒径 3mm
洗浄条件:エアー圧力0.5Mpa、洗浄時間5秒、洗浄範囲4cm2
*歪んでいるように見えますが、蛍光灯が反射して写っているためです。
DEKTAK(表面粗さ計)によるRa測定結果
洗浄前(未処理表面) | 洗浄後重力式(当社洗浄機) | 洗浄後直圧式(他社洗浄機) | |
---|---|---|---|
粗さ | 4~8 nm | 4~8 nm | 計測不能 |
結果 | - | 洗浄前と変化無し! | 凹凸が大きく測定できず |
洗浄条件
- 汚れ:COP系樹脂、油、トルエン痕
- 金型の状態:Niメッキ(鏡面) 表面温度120℃
- 洗浄範囲:左右凸凹金型 □300mm
- 洗浄機:スーパーブラスト Reborn
- 洗浄時間:片側3分 合計6分
結果
- 洗浄後の外観検査
表面にはダメージはみられず、Niメッキ(鏡面)を傷つけていない。 - 成形品検査
メーカーでのメンテナンス品状態は変わらない。
金型へのダメージはないと判断できる。 - 成形品へのアルミ蒸着後検査合格。
*洗浄が不充分であると、表面にシミ・汚れが浮き出してくる。
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製品分類1 | 精密洗浄・ドライアイス |
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製品分類2 | 受託洗浄サービス |
プロセス分類 | 量産プロセス|加工装置 |
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