「サラミ」という言葉で、固いソーセージや辛いソーセージを思い浮かべる方も多いかと思います。 しかし、この”サラミ”の語源がイタリア語のSalare(塩漬けにする)であるように、サラミはもともと豚肉を塩漬けにして発酵熟成させることにより作られるイタリア伝統食品の1つなのです。 そして、プロシュットやチーズのようにイタリアの食卓には欠かせないものとして愛され続けています。
古くからイタリアの美食の都として名高いエミリア・ロマーニャ州。 肥沃なポー河から生まれる農産物を食して育つ上質な豚によって作られる食肉製品でも有名な土地です。
そのエミリア・ロマーニャ州の中心よりやや北部に位置するモデナ市にVillaniはあります。 モデナは食肉製品だけでなく、バルサミコ酢やランブルスコ(イタリア産発泡赤ワイン)でも有名な土地であり、正にグルメの町と言えるでしょう。
1世紀以上昔、このモデナの街でGiuseppe Villaniがサラミを作り始めたのが、Villaniの始まりです。 まだイタリアが決して豊かとは言えない時代にも、美味しい伝統食品を皆に提供するため努力を続け、その文化を守り続けてきたのです。
サラミ発祥の地、イタリアのサラミを求める人々は、今やイタリア国内だけではありません。
Villaniの製品は、海を越え、国境を越え、様々な人々から求められています。
Villaniではそんな要求に答え、この長い歴史を持つイタリアンサラミを、世界各国に供給しています。 それは、味と共に、そのサービス、品質管理が認められている証でもあります。